こんにちは、舘口です。
2026年2月6日の日経新聞、”アパホテルが53期連続黒字”だそうです。すごい勢いですね。
そして、そのサブ見出しが「ITを駆使しなければトップになれない」
興味深いと思ったので、さきほどXにもポストしました。
ここでは、さらに深堀りして考察していきます。
IT活用とは
そもそも”IT活用”という言葉自体、いまいちピンときていない方も多いのではないでしょうか。
結果、地域で巻き起こっているのが、しつこく営業をかけてきたIT業者となんとなく契約してしまう問題です。
もちろん、たいていの場合、成果はでません。
相談すると、「成果を出すには契約プランをあげたほうがいい」などと、さらに高額プランに誘導され、どんどん大切な事業資金が消えてしまうのです。
じつはこれ、
身体のどこにコリがあるか分からないまま、マッサージ屋さんにはいるのと同じ原理です。
本当は、肩コリが不調の原因なのに、足ばかりマッサージしてもらっても、楽にはならない。
少なくとも、自分の身体ならどこが辛いかなんとなくわかります。
しかし、様々な事象が複雑にからむ”経営”や”事業”ともなると、ボトルネックを探すのは難しかったりもします。
結果、目の前に差し出されたツールが、あたかも魔法かのように錯覚してしまうんですね。
成果をだすために一番大切なのは、原因を特定する事。
しっかり冷静に立ち止まり、事業全体を俯瞰・整理して、何が問題かを明確にした上で、効果的にITを導入する視点が欠かせません。
また、別の視点で捉えると、事業成長を盤石なものとするために、どう活用すべきかという視点で捉える事もできますね。
自分のツボを見つける。
日本中、様々な事業者がありますが、そのすべてが唯一無二であり、地域にとって大切な事業です。
そして、起業の背景、事業ストーリー、理念、市場環境、競合状況、社内リソースなど、あらゆる変数を抱えています。
それらの違いを全く理解しないまま、ただ一律に何らかのIT施策を導入しても、成果は限定的です。
注意すべきIT活用
特に注意が必要なのが、遠方からくる営業マン。
たいていの場合、遠方にアプローチしてくる営業マンは地方の中小企業を”狩り場”くらいにしか思っていません。
契約書を書いて印鑑を押させるのがゴール、契約した後の成果など、二の次、三の次の場合が多い。
高額契約を結んだ後、細部に疑問に感じ電話したら「担当スタッフは退職しました」等と、ごまかされたという事例もありました。
そして、その会社のYoutubeやSNSでは、「売上〇億達成!!」「〇契約突破!!」みたいな派手に喜ぶ様子を堂々と公開していたりするわけです。
(そういったところに限って、Googleクチコミとかはボロボロだったします。)
正直、お客様を満足させられないのに、自分たちの自慢ばかりしても未来はないだろうなと、老婆心ながらに思ったりします。
現代は、日々激しく変化を続ける多様性の時代です。
大事なのは、事業の強みを理解して、寄り添い、一緒に成長していく人をしっかり選定する判断力だったりするかもしれません。
IT=砂場のシャベル
なお、ITを難しく考える必要は全くなく、簡単に言うと、砂場の穴を掘るシャベルと同じです。
越えるべき課題に対して、いかに効率的な解決策をとれるか、そのための道具がITツールです。
「手だと砂が掘りづらい」=「シャベル使おう」と同じ考え方です。
そして、大事なのが課題に対する解像度。
・どのくらい深く掘りたいのか
・どのくらいの量を掘りたいのか
・いつまでに掘りたいのか
もちろん、ここでの掘るという単語は”成果の比喩”です。
ビジョンを実現していくために、世の中にある無数にあるシャベルの組みあせら、どのシャベルを選択するかが、明日を変えます。
既製品の枕ではなく、自分の骨格を分析してオーダーメード枕をつくると、睡眠の質が上がるのと同じ理屈。
自分の構造にフィットするかどうかが大事です。
IT活用の3分類
話をまとめていくと、事業課題を解決するためのIT活用の大分類としては、
- ①「導入している」
- ②「活用している」
- ③「駆使している」
に分けられます。
(さらに小分類がありますが、ここではおおまかに書きます)
実際、自社の課題を明確にしたうえで導入する場合と、営業に負けて導入したものの成果には雲泥の差が生まれます。
営業に負けて導入した場合、どうしても「①導入した」の時点で満足して終わってしまうケースが多いです。
一番大事なのは、ITを成長に組み込み、どんどんと成長のエンジンにかえていくことです。
たくさんある無料・有料のITツールをどのように組み合わせて、自社の成長にどう活用していくか。
そして、取得したデータを駆使して、どう改善・最適化していくか。
欠かせないのは、事業の安定成長に資する”基盤構築をしていく”という長期を見据えた戦略的な視点です。
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